ストレッチの善と悪?!正しくストレッチを使えてますか?
ストレッチは何のためにしていますか?
まず多くの間違いが、ストレッチは筋肉を伸ばすものではありません。。。
ストレッチングにより可動性や柔軟性が増す理由は、筋の伸張反射の感受性が低下することと筋や靱帯の弾性要素が組織の科学的変化を起こすことが要因になります。
つまり、緩んでくださいよーと言われてたり、科学的な変化をして緩んでいるのです。
そのため、よく聞かれる、痛いところまで頑張るのはNG。
余計に筋緊張が増している可能性が高いです。
ストレッチは適度な気持ちいいところで20秒間×3セット程度が研究的にも良いとされています。
ただ、個人差もあるため、2BASEの施術では、個々の身体を診て、緩みやすい姿勢、時間を考慮して、施術し、セルフストレッチなどの指導をしております。
ストレッチの効果は、大きく、リラクゼーション、柔軟性改善、体を準備するウォーミングアップなどの効果があります。
リラクゼーションも脳内の前頭葉でのアルファ(α)波を増加させ、心拍数を低下させることでリラックス効果を生むことが分かっています。できれば5-10分でなく、30分程度時間をかけてするほうがいいようです。
もちろん、高血圧や動脈硬化予防のためにも、有効であることが研究から分かっています。
では、ストレッチの何がNG・・・?
先ほど、お話しした強度がまずあげられます。
そして、実施するタイミングも重要。
朝起きてすぐストレッチするよりは、軽くウォーキングなどして身体を温めてからのほうが効果的。
寝起きは、一番低体温になっているため、身体も動きません。
また、運動前の静的なストレッチもパフォーマンスを低下させるリスクがあるため推奨されていません。
なるべく、動的なダイナミックなストレッチや動きを入れた準備が求められます。
あと、難しいのが、ストレッチする種類や場所。
例えば、猫背の方が下図のような手を組むストレッチを指導をうけていたことがありました。
このストレッチは主に背中にある菱形筋などを伸ばすストレッチですが、よく考えてみてください。
猫背の方は背中が丸く、背中が伸び切っています。そこをさらに背中の筋肉を伸ばしても悪化はしても良くなることは考えにくいですね。
このように、正しい知識で正しいストレッチやトレーニングを実施することが大切になります。
ご質問は2BASE公式LINEより受け付けております。