実は凄い!アロマテラピーの効果!植物の力!
アロマテラピーは、100%天然の芳香植物を使った自然療法。
「天然の芳香植物の香り」には症状を緩和する成分が実際に存在しています。
その効能は、消毒・殺菌作用、鎮静作用、免疫系刺激作用など幅広く、年々、科学的にも解明されてきています。
この高い効能のアロマテラピーを簡単に、効率よく、安全に取り入れる方法を今回ご紹介していきます。
植物を使用した自然療法ではそんなに効果ないのでは・・・と思われるでしょう。
それは、先ほどご紹介したように、
自然成分100%のエッセンシャルオイル(精油)の「香り」にさまざまな作用を持つ成分があるからです。そして「香り」は自律神経やホルモンバランスを整えることもできるからです。
エッセンシャルオイル(精油)は、植物の花、葉、実、茎、根、樹皮などから抽出した「香りの成分」です。「香りの成分」は天然の有機化合物の集まりで、1種類のエッセンシャルオイルの中には通常、数十〜数百以上もの有機化合物が含まれています。
しかし、なぜ匂いを嗅ぐだけで効果が出るのでしょうか?
それは「香り」の電気信号がダイレクトに脳に届き、自律神経やホルモン、感情を司る機能に直接働きかけ、不調を調整することが期待できるからです。
人間の五感は、視覚・聴覚・触覚・味覚、嗅覚の5つになります。
この中で嗅覚の刺激だけが大脳新皮質を通さず、大脳辺縁系にダイレクトに伝わります。
大脳辺縁系は「食欲」や「記憶」「感情」など本能的な機能を司る部位。
その周辺には自律神経の中枢「視床下部」やホルモン分泌にかかわる「下垂体」があるため、刺激が伝わると考えるよりも早く心と体が反応します。
エッセンシャルオイル(精油)の香りも鼻から吸い込まれ、ダイレクトに大脳辺縁系へ伝わり、自律神経の中枢「視床下部」や、ホルモン分泌にかかわる「下垂体」に直接働きかけます。
アロマテラピーが素早く気分を改善したり、ホルモンを整えて美容効果を高めたり、自律神経症を軽減する理由はここにあります。
では、症状別にどのアロマがいいのか見てみましょう!
不眠症、よく寝たい、リカバリーしたい方には・・・
鎮静作用や高揚作用など、心のバランスを取りたいときに。穏やかな香りで、心を鎮めて眠りに導いてくれます。
アトラスシダー、レモングラス、ラバンジン、スィートオレンジ、ビターオレンジ、ゼラニウム、フランキンセンス、ナツメグ、カモミール、クローブなど
集中したいとき・・・
高揚作用や活性作用があり、コーヒーや眠気覚ましのドリンクに頼らなくても、頭の中がスッキリします。
ローズマリー、ベルガモット、ゼラニウム、ペパーミント、ユーカリ、レモングラスなど
免疫力を向上させ、病気を重症化しないために・・・
殺菌力があり、免疫を高める効果が期待されます
ユーカリ、ジュニパー、サイプレス、ラベンダー、カモミールなど
花粉症・アレルギー性鼻炎におすすめ・・・
殺菌効果があるものや免疫系に働きかけます。
ユーカリ、サイプレス、ペパーミントなど
ここで、いいことだらけのアロマですが、注意するポイントを4つお伝えします!
アロマテラピーを行うときの注意点
1.安心安全のお店やセラピストから購入ください
粗悪品などございます。例えば、100円均一など安いアロマオイルは、人工の合成香料になります。植物の持つ薬効的な効果はないため、100%植物から抽出された天然のエッセンシャルオイル(精油)を利用しましょう。価格にはそれなりの理由があります。
2.原液を使用するときは、必ずパッチテストをしましょう
効果が強いため、アレルギーのチェックをしてから実施してください。
二の腕に原液をつけて、48時間様子をみてください。
3.妊娠中や乳幼児には使用しない
子宮収縮作用や女性ホルモンに影響するものもあるので、注意が必要です。
クラリセージ、セージ、バジル、シスタスの使用は避けたほうがいいとされています。
4.柑橘系のオイルの光毒性
柑橘系のエッセンシャルオイル(精油)の中には、肌についた状態で紫外線に当たると皮膚にダメージを与え、シミ・シワの原因になるものがあります。
これを使用しないのではなく、ブレンドされたアロマを使用すると相殺効果もあり、有効に使用できます。
以上を注意しながら、植物の力を最大限活用できたらと思います。
2BASEでは、施術、トレーニング、ここに合わせ「香り」も最大限活用し、心身に働きかけていきます。
ご自宅用、贈答用など興味ありましたらご相談ください。